約4時間49分に及ぶCardanoコミュニティの討論 「Does Cardano Want To Win?(Alpha Growth edition)」を、 雑談を取り除き、要点だけを図解つきの日本語に再構成しました。 DeFiコンサル AlphaGrowth の提案を軸に、「慈善事業 vs ビジネス」という Cardanoの根本的な問いを整理します。
TL;DR
登壇者たちが最も熱を込めて主張した核心は、次の3点に集約されます。
⚠️ この資料の位置づけ
本資料は、非公式なコミュニティ討論で登壇者が述べた意見・主張を整理・翻訳したものです。 Cardano公式の見解でも、投資助言でもありません。数値や固有名詞は音声からの自動文字起こしに基づくため、 一部に聞き取りの誤りや誇張・冗談が含まれる可能性があります。事実確認は一次情報でお願いします。
01 ・ Background
まず、この音声がどういう場のものかを押さえます。
これは、Cardanoコミュニティの有志が集まったライブ音声討論(Space)です。ホスト役の Esco を中心に、DeFiコンサル AlphaGrowth を推す Phil、実務家寄りの Rizzo、 相場観を語る Riley、事業観点で議論する John Kravitz、Cardanoのプライバシー基盤 Midnight を 開発する Micro(Michael) らが参加しています。
雰囲気は極めてラフで、討論のおよそ半分〜8割は雑談(サッカー、食べ物、ラップ、内輪ネタ)です。 本資料はそれらを取り除き、実質的なCardano・DeFi・ガバナンスの議論だけを抜き出して再構成しています。
👥 主な登壇者(役回り)
| 人物 | 役回り |
|---|---|
| Esco | ホスト。「Cardanoはビジネスとして動け」という論陣を張る中心人物 |
| Phil | AlphaGrowth側。DeFiの実務・数値を語る。L2「Midgard」開発者でもある |
| Rizzo | 元Cardano系の実務家。流動性設計などを冷静に指摘する |
| Riley | 開発者。マクロ相場観・DeFi投資テーゼを担当 |
| John Kravitz | 事業者。「利益 vs エコシステム成長」でEscoと対立 |
| Micro (Michael) | Midnight/Genesis Nightトークンのシニア開発者 |
02 ・ Core Thesis
討論を貫く最大の主張は「慈善事業ではなくビジネスとして動け」です。
Escoらの主張の核は明快です。「あらゆる支出にはROI(投資対効果)が必要だ。リターンを生まなくなった瞬間、その担当は切るべきだ」。 ところがCardanoの国庫(トレジャリー)は、実績のない「実験的で夢のある」プロジェクトばかりに資金を出し、 確実で商業的な支出を拒む——それはビジネスではなく慈善事業の動き方だ、と批判します。
「業界の他は皆、ビジネスとして動いている。Cardanoだけが、まるで慈善事業のように動いている。」
"The entire rest of the industry is moving like it's a business. Cardano is moving like it's a fucking charity."
さらに論点は「勝つ(win)」から「生き残る(survive)」へと引き下げられます。米国のClarity Act(暗号資産の規制明確化法案)成立や 主流採用が来るまで、Cardanoは生き延びる必要がある。「どれだけ技術的に優れていても、死んでしまえば誰も気にしない」というわけです。
「もし死んでしまったら、どれだけ素晴らしかったかなんて、誰が気にする?」
"If it dies, who gives a shit how great it was?"
03 ・ AlphaGrowth
討論の具体的な焦点となった提案。「実績で選ぶ」の象徴です。
AlphaGrowth は、討論の中でDeFiコンサルティング会社として紹介されます。Phil側が数か月かけて、 他チェーンでDeFiエコシステムを成長させた実績を持つ企業を精査し、選び抜いた相手だと説明されます。 その売り込み文句は「主要なブルーチップ・プロトコルがこぞって使ってきたDeFiコンサルだ」—— Uniswap/Compound/Arbitrum/Consensys などのキャンペーン実績が挙げられます。
「私は"約束する人"ではなく、"数字の人"だ。証明された成功の履歴が見たい。」
"I'm not a promises guy, I'm a numbers guy. I want to see proven history of success."
— Phil(DeFiの解説役・AlphaGrowth提案の推進者。AlphaGrowthの社員ではない) ・ @phil_uplc ・ ▶ 音源(一次資料)
Philは、DeFiLlama上位30アプリを調べ、それらが使うコンサルを全て洗い出し、過去のキャンペーン履歴を比較したと語ります。 重視した指標は次の2つです。
具体例として、Compound のキャンペーンでは9億ドルのTVLを呼び込み、インセンティブ終了から数年後も 約7.95億ドルが残った、と主張されます(=定着率が高い)。討論では、こうした「50回やって成功した相手が51回目もやる」方が、 実績ゼロの相手より財政的に責任ある支出だ、という論理が繰り返されます。
「誰かが何かを50回やってのけて、"51回目もやる"と言うなら、それは"財政的に責任ある支出だ"と言える非常に強い根拠になる。」
"If someone has done something 50 times… and they say, I'll do it 51 times, then you have a very strong reason to say, oh, this is a fiscally responsible spend."
討論では「実績があるから安心」だけでなく、進め方も語られました。核心は 「いきなり流動性を"供給"するのではなく、活動を"誘引"する」こと——とりわけ ステーブルコインの流動性を、LP(流動性提供者)への補助金(subsidy)で呼び込み、 新規資本をCardanoに引き込む設計です。成功例としてHyperliquidの大規模エアドロップが挙げられました。
そして実際に提出された提案(正式名 Cardano Prime/PRIME)の具体像は次の通りです。
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 形式 | 12か月・フェーズ型のプログラム |
| 要求額 | 約 1.2億 ADA(ADA=$0.16換算で約 $19.2M) |
| Phase 1 | Cardano DeFiのインフラ・アプリ・流動性ギャップの徹底監査(audit) |
| 整備対象 | ステーブルコイン流動性/マネーマーケット/DEXの板の厚み/ブリッジ/オラクル |
| 目標 | 新規TVL $200M+(Cardano DeFiを約$90M → 約$290Mへ) |
| 効率(主張) | TVL $1 を呼び込む国庫支出 ≈ $0.073 |
| 実績(主張) | Compound(9億呼込/7.95億定着)・Uniswap・Arbitrum、累計 $1B+ TVL 支援 |
04 ・ Treasury & NCL
AlphaGrowth提案の「前提」となった、Cardanoガバナンスの予算枠。
NCL(Net Change Limit=純変動上限)は、討論の中で「Cardano版の予算枠」のように説明されます。 一定期間に国庫から引き出せる総額の上限を定めるガバナンス・パラメータです。討論では、 「自立の見込みのないガラクタ案件」に出しすぎたせいでNCLがほぼ使い果たされている、と語られます。
AlphaGrowthの要求額(討論では約1.2億と言及)は、NCLの残り(約5,000〜6,000万)を上回るため、 まずNCL拡張の提案が「前提(precursor)」として提出された、という構図です。ただし——
🚧 NCL拡張が通っても、AlphaGrowthが通るとは限らない
登壇者は「ハードルを越えても、まだ世界王者と600mを走らねばならない」と例えます。 NCL拡張は資金枠を空けるだけで、提案自体の可決は別の投票、という二段構えです。
05 ・ Why DeFi Failed
「流動性の"供給"と"誘引"は違う」——ここが最重要の技術的論点です。
Rizzoが指摘する核心は、流動性の「供給(provision)」と「誘引(incentive)」の混同です。 過去のNCLでは、活動も基盤も乏しいCardanoにいきなり流動性を"供給"する形で5,000万規模が投じられました。 しかし活動のない場所に置かれた流動性は、変動損失(IL)に食われ、最後は「出口の流動性(exit liquidity)」—— つまり他人が逃げるための資金——になって溶けてしまう、というのです。
もう一つの落とし穴が「傭兵流動性(mercenary liquidity)」。インセンティブ設計が甘いと、 たとえば創設エンティティ自身が大半の流動性を出し、報酬をウォッシュトレードで抜き取る、といったゲーミング(悪用)が起こり得ます。
「そもそもADAと何かのトークンのペアを組むこと自体が、"二重の変動損失"で金を失う温床なんだ。」
"Having an ADA pair with whatever token in the first place is like a double whammy impermanent loss haven for losing money."
🧊 「安定利回り」が一度も存在しなかった
ADAステーキングは約2〜3%だが、変動の激しい資産で得る利回り。一方、ドル建てステーブルなら 変動なしで約4%。「Cardanoはその歴史を通じて一度も"安定利回り"を持ったことがない」と指摘されます。
06 ・ Activity > Tech
Ethereumを支えるのはL1ではなく"アプリ層"だ、という主張。
Philの論点は挑発的です。「Ethereumを運んでいるのはVitalikではない。アプリ層だ」。 EthereumのL1は遅く(約20TPS)、スケーリングも進んでいない。それでもTVL・取引・活動が最多なのは、 Uniswap/Aave/Curve/Morpho/Compound といった稼ぐアプリが乗っているからだ、と言います。
「Ethereumを支えているのはVitalikではない。アプリ層だ——Uniswap、Aave、Curve、Morpho、Compound、Alchemix。」
"It is not Vitalik carrying Ethereum. It is the app layer — Uniswap, Aave, Curve, Morpho, Compound, Alchemix."
— Phil ・ @phil_uplc ・ ▶ 音源(一次資料)
裏を返せば、もしMorphoやEthenaのような優れたアプリがCardanoに来れば、L1がショボくても関係ない—— LPは約20%のAPYで資金を預けるだけだから、高頻度処理は必須ではない、という論理です。
Philは、DeFiの資金の大半はミームのデイトレではなくVault(自動運用の金庫)だと強調します。 Coinbase EarnやKraken Earn は裏でMorpho Vaultに支えられており、ユーザーは自分がDeFiを使っていると気づいてすらいない、と。
🏅 黄金律:「流動性提供者は決して損してはならない」
Vaultは最適な運用戦略(ループ、裁定、ステーブル同士のペア等)をスマートコントラクトに組み込み、 素人でも年4%ではなく9〜16%を得られるようにする。リスクは投機トレーダー側に寄せ、 LPの唯一のリスクはコントラクトの脆弱性のみにする設計思想です。
Escoは、Solanaが伸びた理由を「活動をゲーム化(gamify)した」ことに求めます。出来高・TVL・取引数・ デイリーアクティブを意図的に積み上げ、DeFiLlamaの上位に載る。ユーザーは上位5チェーンから選ぶのだから、 「KPIゲームをやらなければ、そもそもレースに出場すらできない」というわけです。
「KPIゲームをやらないなら、競争に席すらない。レースに出ることすらできないんだ。」
"If you do not play the KPI game… you don't even get to run the race."
この文脈で繰り返される比喩が「車の通らない道にガソリンスタンドは建てない」。 1万台が通る道に店を出せば儲かる——だから、まず活動(トラフィック)を作れ、という主張です。
07 ・ Governance
「情報の非対称性」と「群衆の知恵」への痛烈な批判。
登壇者が最も苛立ちを示すのがDRep(委任代表)の意思決定です。主張によれば、DRepが1つの議題について 持っている情報は全体の2〜5%程度にすぎず、提案文を斜め読みして表面的な検索をする程度。 一方でPhilはAlphaGrowthについてほぼ80〜100%の情報を持っている——なのに「誰もPhilに話を聞かない」と言います。
💬 「2〜5%問題」への処方箋 = 本人に直接聞く
この情報格差こそ、討論者が「DRepはもっと当事者に直接あたるべきだ」と訴える理由です。 DeFiの論点を最も詳しく語っていた Phil のXは @phil_uplc。 提案の是非を判断する前に、まず一次情報にあたる——それがこの資料の趣旨でもあります (他の登壇者・音源リンクは末尾「情報源」に)。
悪い投票の原因は2つに整理されます。①情報不足(=修正可能)、または ②理想主義・"無知"なマインドセット/「1 ADAは1 ADA」的な発想(=修正困難)。 後者の「1 ADA is 1 ADA」は、Cardano界隈でしばしば語られるガバナンス上の理念ですが、 登壇者はこれを商業的合理性を欠いた発想として批判します。
「一部のDRepは、n乗のレベルで"絶対的な確実性"を求める。そんなのは意味をなさない……スターバックスに車で行くだって、リスクはあるんだ。」
"Some of these DReps want absolute concrete certainty to the nth degree… If I drive to Starbucks there's risk."
Escoは、根本原因を「群衆の知恵(wisdom of the crowds)」型ガバナンスに求めます。 強い意思決定者も、説明責任も、予算配分(例:15%/20%といった枠取り)もない—— 基本的なビジネスの原則が欠けている、と。「Catalystは15シーズンにわたり他人の金で 2,500〜5,000万ドル規模の"実験"を回してきたが、自分の金なら2シーズンももたない」と手厳しく批判します。
🧭 顧客起点で考えよ(Start with the customer)
スティーブ・ジョブズの「顧客から始めて逆算する」を引き、Cardanoの差別化点が Lily作成の比較表で「ガバナンス」だけだったことを問題視。「"ガバナンスが強み"を見て そこに投資しようと思う企業がどこにいる?」と問いかけます。
08 ・ Midnight
批判一色ではない。Cardanoの「勝ち筋」として期待される基盤。
討論の中で数少ない前向きな期待が寄せられるのが Midnight です。 Johnnyは「史上最高のプロトコルの一つになり得る」と評します。すなわち—— プライバシーを保ったデジタルID、自分のデータを自分で保有する仕組み(=オーウェル的監視社会の逆)、 そしてプライバシーを守りつつ監査可能なdAppをCardano上に構築できる、という点です。
⏳ 2〜3年で"売れる価値提案"が要る
GENIUS Act以降、Robinhood・Google・Appleのような企業が自前チェーンを持つ時代が来る。 Cardanoは今後2〜3年で明確に売り込める価値提案を用意しないと「叩きのめされる」との危機感が語られます。
関連して、Phil自身のL2プロジェクト Midgard(誰でもL2を立ち上げられるオープンソース基盤)にも触れられます。 公開テストネットは討論時点で「約2か月後」、さらにスケーリング技術 Leios も控えている、とされます。
09 ・ Market & RWA
「なぜ今DeFi/RWAが最重要なのか」というマクロの視点。
Rileyは相場について、BTCの安値圏(60k台前半)で買ったとしつつ、「10月が大底、遅くとも1月」との見立てを示します。 「1月までに大底をつけないものは、そのままゼロに向かう可能性が高い」。そして投資対象としては、 BTC/ETHよりも収益を生み、それをトークン保有者に還元するプロトコル(HYPE、Morpho、Ondo、Aerodrome等)を選好します。
より大きな文脈はRWA(現実資産のトークン化)です。ブロックチェーンはインフラであり、 現実資産がオンチェーンに載るのは必然——JPモルガン、Fidelity、Franklin Templeton、BlackRockが 既存レールと並行してプログラムを走らせている、という認識です。
もう一つの対立軸が「利益 vs エコシステム成長」。Escoが「常に金を稼ぐことが第一だ」と言うのに対し、 John Kravitzは「稼いでいてもエコシステムが成長していないなら、ただ縮小させているだけだ」と反論。 新しい資本を継続的にCardanoへ呼び込むことこそ必要だ、と主張します。
「私はCardanoで一番の製品になりたいんじゃない。暗号資産全体で一番になりたい。そして今のCardanoでは、それは不可能だ。」
"I don't want to be a top product on Cardano. I want to be a top product in crypto, period. And that is not possible on Cardano right now."
— John Kravitz ・ ▶ 音源(一次資料)
🧸 「Fisher-Price(幼児向けおもちゃ)の"はじめてのブロックチェーン"状態」
Fisher-Price は「はじめての電話」など、乳幼児向けの単純なおもちゃで有名なブランドです。 つまりこの一言は、「Cardanoは“おもちゃレベル”の初心者向けブロックチェーンから卒業できていない」という強い皮肉。 EthereumやSolanaにあるような高度で専門的なアプリ(洗練されたVaultやデリバティブ等)が育たず、 単純な機能しかない、という指摘です。
なぜそうなったのか——登壇者はこれを「ニワトリと卵の悪循環」だと説明します。 活動がないから高度なアプリで稼げない → だから誰も作らない → 単純なままで魅力がない → だから活動が来ない、 という入口でつまずいた状態です。
だからこそ、外部からインセンティブ(=AlphaGrowth)で"活動"を注ぎ込み、この輪を断ち切る必要がある—— という本編の主張につながります。「車の通らない道」に、まず車を走らせる、というわけです。
10 ・ The Hyperliquid Lesson
「製品の質」より「どの市場で立ち上げるか」が勝敗を分ける。
討論で最も濃密な技術論の一つが、Hyperliquid の成功要因を巡るやり取りです。 出自については諸説(Cosmos起源説など)が飛び交いますが、Philの整理はこうです—— Hyperliquidは初期にCosmos由来のTendermintを使い、後に独自の Hyper BFT へ移行した。真のアプリチェーンではなかった。 一方、精神的な先行者である DYDX はCosmos SDKのアプリチェーンへ移行した、と。
そのうえで一同が合意する重要な教訓が次です。
「DYDXは本質的にHyperliquidと同じだ。製品の質にはそれほど差がない——市場での成功の差を説明できるほどには。」
"DYDX is fundamentally the same as Hyperliquid. There's not enough of a difference in product quality to account for their difference in success in the market."
つまり、Hyperliquidが勝ったのは製品が優れていたからではなく、EVM中心の流動性やネイティブ・ブリッジ (IBCではなく)といった「どの市場・どんな条件で立ち上げたか」という選択の差だった——という結論です。 これは、Cardanoという「活動の乏しい市場」で立ち上げることの不利を示す教訓として提示されます。
| モデル | 例 | 特徴 |
|---|---|---|
| 抽出・流出型 | Aster | ゆっくり抜き取り、別の何かの原資にする |
| 抽出+還元型 | Hyperliquid | 抽出しつつ市場価格に還元し、FOMO(買い煽り)を生む |
| アセットライト型 | Lighter | 資産を抱えず身軽に回す |
Rileyは、市場の目が「実際の収益と、その使い道」を厳しく見るように変わった(この6〜12か月の変化)と指摘。 かつての「Twitterの投稿で投機を煽る」モデルは通用しなくなりつつある、と締めくくります。
Glossary
討論に登場した主要な用語をまとめました。
| 用語 | 意味(討論の文脈) |
|---|---|
| AlphaGrowth | 他チェーンで実績を持つDeFiコンサル。Cardanoに流動性・活動をもたらす提案の主体 |
| NCL | Net Change Limit(純変動上限)。一定期間に国庫から引き出せる総額の上限 |
| DRep | Delegated Representative(委任代表)。ADA保有者が投票権を委ねる代表者 |
| Catalyst | Cardanoの分散型資金提供プログラム。「実験に金を使いすぎ」と批判の的に |
| TVL | Total Value Locked。プロトコルに預けられた総資産額 |
| IL | Impermanent Loss(変動損失)。流動性提供で価格変動により生じる損失 |
| mercenary liquidity | 傭兵流動性。報酬目当てで来てすぐ抜ける、定着しない流動性 |
| Vault | 最適運用戦略を組み込んだ自動運用の「金庫」。現代DeFiの主役 |
| APY | Annual Percentage Yield(年利回り) |
| CAC | Customer Acquisition Cost(顧客獲得コスト)。業界平均は1人約150ドルと言及 |
| Midnight | Cardano系のプライバシー保護基盤。デジタルID等の本命ユースケースとして期待 |
| Midgard | Phil開発のCardano向けL2基盤(誰でもL2を立ち上げ可能) |
| RWA | Real World Assets(現実資産)。国債・決済等をトークン化してオンチェーンに載せる潮流 |
| Clarity / GENIUS Act | 米国の暗号資産関連法案。規制の明確化・主流採用の前提として言及 |
| 1 ADA is 1 ADA | Cardano界隈のガバナンス理念。討論では「商業合理性を欠く」として批判対象に |
Sources & Links
一次資料と、主要な登壇者のXアカウントです。まずは本人・原典に直接あたるための入り口として。
🎙 一次資料(音源そのもの)
X Space: Does Cardano Want To Win??? (Alpha growth edition) — この解説の元になった約4時間49分の録音(Xで再生できます)。